それまでもうちは、コースを30分ごとの4段階に定め、その人ごとに施術部位を変えるようにしていたのですが、「こういう目的でこの部位をやる」と決めた場合は、どの方に対しても、自分がベストだと思う同じテクニックを用いていました。
ところが昨年末ごろからは、やる部位を決めた際にも、「どのようなテクニックでそうやっていくか」を患者さんに選んでもらうようにしているのです。
そうすると、「何でもいいからお任せ」「比べてみないとわからないので、やってみた結果で決める」という方が多かったのですが、中には「この方法がいい」という方がいました。
そして、どの方法でも目的は同じなので、基本的に効果に違いはないと思うのですが、一部には、その方が選んだ方法の方が効果的なように思える場合が、やはりあったのです。
どんなことでも施術者側は、良かれと思ってやっていますし、ベストだと思う方法を選んでいるのですが…、受ける方のほうがより良い方法を知っている場合も、あるようです。
「(本人の)体が望むことをした方が良い」ということなのでしょうか。
それに気づいて、「今までもそうすれば良かったな…」と思ったのですが、実はこの仕事はそんな思いを積み重ねていくもので、少しずつ少しずつ、進歩していくしかありません。
今後もそれを繰り返し、腕を磨いていこうと思います。
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