施術者目線での話です。
昔、「やっぱりオステオパシーには限界があるな」と思ったことがあります。
今ももちろんそうだとは思うのですが、ただし、「自分の腕を磨き続けることは可能だ」と思っています。
限界はあるのですが、そこまでの距離を縮め続けることはできる、ということです。
例えばスポーツ選手には力のピークが存在しますが、オステオパシーの施術は、反射神経や瞬発力を必要とするものではありません。ですから、健康に気をつけていれば、相当の年齢まで技術を向上させることができると思うのです。
昔、経験豊富で優秀な先輩の施術を見学させていただいたことがあります。
定期的にいらっしゃている方は、みなさんゆがみが少なく、まっすぐでした。
「すごいなあ。ゆがみって、こんなに管理できるんだ」と思いました。
それから15年近く経ちましたが、僕が定期的に施術している方々も、だいぶまっすぐになっています。
もちろんその判断は僕の主観なのですが、そうおかしな判断ではないと思っています。
どういう条件を満たす施術をすれば体がまっすぐになっていくか、説明できるからです。
やはり、限界はあるのですが、そこに近づき続けることはできるのでしょう。
急速に施術が上手になるということはないでしょうが、今後もコツコツと勉強を続けたいと思います。
ここが限界だと思わず、ほんのちょっとでも進歩し続けようとすることが肝心でしょう。
まあ、何の仕事でも、そもそも人生そのものが、そうなのかもしれませんけど。
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