2019年5月7日火曜日

医学の勉強をすると得をする

 先日、たまたまテレビのクイズ番組を見ていました。

「小学生が習うことをタレントが答える」という主旨の番組だったのですが、その中で「5大栄養素とは何か?」という問題が出ていました。

 僕は医学の勉強をしてきたのでその答えを知っていましたが、これを知らない人もいるようです。

 ちなみに答えは、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(無機質)です。なお、ミネラルと無機質は、呼び方が違うだけです。


 もしこれを知っている人は、栄養バランスの良い食生活を送りやすいでしょう。

 しかし知らない人は、そもそものバランスがわからないのですから、栄養の摂り方が乱れがちになるかもしれません。

 そしてこれだけではないのですが、日本人はもう少し、医学のことを勉強すれば「得をする」のになあと、僕は日々感じています。


 テレビ番組を見ていろいろな健康法を試してすぐにやめてしまう人や、過剰といえるほど薬を飲んでいる人がいるようです。

 あれがいいと言われてはそれを食べ、また別の食品を紹介されたらそちらに乗り換える、という人もいます。

 そして食事・栄養についてだけでなく、運動法や、怪我や病気への対処法も、「知らない」がゆえに過剰に不安になったり、見当外れのことをして、損をしてしまっている人もいるように思えます。

 また、心理的ストレスへの対処法も、同様ですね。


 健康管理は、人生において重要なことです。

 できるだけ健康で長生きしたいと思うのは、人間として当然のことでしょう。

 そして、医学などの学問はすべて、専門家だけのものでなく、あらゆる人々を幸せにするためにあると僕は考えています。

 医学について学べば学ぶほど、偏った情報に惑わされず、しっかりとした生活習慣を築くことができ、怪我や病気にも賢明な対処をしやすくなります。医療機関の利用法も上手になるでしょう。

 だから、生きていくための知恵の1つとして、みんなが医学を学ぶことは、その人自身の人生や社会全体を一層豊かにすると思うのです。