思うところがあって、理由もなくスマホをいじるのをやめてみました。加えて、僕は電子書籍の読み放題サービスを利用していて、スマホをいじっていないときはその電子書籍端末で読書をしていることも多かったのですが、そちらもやめてみました。読み放題プランは解約しました。
それを開始して1か月以上が経つのですが、以下のような変化があったと思います。
- 視力が良くなった気がする
- 目や頭が軽い
- 時間の流れが遅くなった感覚があり、「暇」や「余力」が増えた
- 何も考えていないリラックスした時間が増えた
- やるべきこととそうでないことが明確になった
1や2は当然なのかもしれません。スマホなどを凝視する時間が減りますので、それに伴って目や頭の筋肉にたまる疲労が減ったのでしょう。
3ですが、隙間時間や自由な時間に理由もなくスマホなどをいじっていると、無意識的に心が興奮するのだと思います。本来、心が「オフ」である時間に、「オン」になっていたということです。しかしそれをやめてしまうと、暇で余裕のある「オフ」が明確に訪れる感覚があります。1日の時間の流れもゆっくりに感じます。スマホがない時代、寝る前にパソコンを使うのをやめていたことがありました。眠れなくなるからです。一方、朝は起きてパソコンを開き、メールやニュースを見ていました。目覚ましのコーヒー代わりです。あとは必要な時にパソコンを開く。それで十分だったのかもしれません。
そして、暇な時間は考え事をしてしまうのが人間というものでしょうが、それもやがて終わるので、結果的には、何も考えていないような、いわゆる「ぼーっとしてる」リラックスした時間が増えたと思います。このリラックスタイムは、心身に良いのではないでしょうか。これが4です。
最後に5ですが、「いろんな情報を得た方がよい」「いろんなことをしていた方がよい」と僕は思っていましたが、スマホなどによってけっこう不要な情報を得て、不要なことをしていたのではないか、と考え直すようになりました。スマホなどで得られる無数のコンテンツは、誰かに受信してほしくて、誰かが発信しています。でも、自分にとって必要なコンテンツというのは、それよりもずっと少ないのではないか、と今は考えるようになったのです。ちなみにここでいう「必要」とは、「楽しい」「面白い」という意味も含みます。だから、あまり楽しいと思っていなくても、惰性で次々とコンテンツを受信していた、ということになります。そういえば、電子書籍の読み放題サービスを利用していると、「読む本を探すのに忙しい」という謎の現象も起きていました。ただ読みたい本だけを読めばよいのに(笑)。
僕は今こうしているというだけですが、心身の健康管理の参考になさってください。
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