2019年9月5日木曜日

「石鹸」が効いた!手湿疹の悪化と完治(?)まで

 2015年の10月に、僕の指にできた「手湿疹」について書きました。

 手湿疹(主婦湿疹、手・指皮膚炎)が(ほぼ)治るまで1

 手湿疹(主婦湿疹、手・指皮膚炎)が(ほぼ)治るまで2

 全身の体調管理を見直し、市販の治療薬をたまに塗るという方法で症状は落ち着いていて、その後何年かが経過しました。

 ところが、今年2019年の3月ごろから再び症状が悪化してきたのです。

 記録していたわけではないのですが感覚的に、それまでは数週間に1度ぐらい悪化するときがあって、その時だけ薬を塗っていました。そうするとまた良くなって、また薬なしの日々に戻っていました。

 ところが3月ぐらいから、1週間に1度ぐらい薬を塗るようになったのです。


 日常生活に支障はないのですが、かゆいし、薬を塗らないと悪化するし、どうにかならないかなあと思っていたのですが…、ふと気がついたことがありました。

 それは、「休日の日に悪化することが多い」ことでした。

 さて…、

 休日は…、料理をします。

 もしかして、その影響が大きいのだろうか…。

 いや、もっとよく考えると…、料理をして、「洗剤で調理器具を洗う」ことが影響しているのではないか…。

 そうかもしれない!


 そう考えた僕は、善は急げで、洗剤を変えてみることにしました。

 ついでに、ハンドソープやシャンプーも変えてみました。

 新しく使い始めたのが、これらです。

 
石鹸の写真

 身近なところで手に入れやすい、「シャボン玉石けん」さんと「ミヨシ石鹸」さんの商品を買ってみました。

 この写真にはありませんが、石鹸シャンプーも買ってみました。

 これらは、純粋な「石鹸」です。

 というのも、「石鹸」と「合成洗剤」は材料や製造法に明確な違いがあるそうなのです。

 以下、『シャボン玉石けん』さんのウェブサイトからの引用です。

石けんは、天然油脂(もしくは天然油脂が元の脂肪酸)を原料に、「ケン化法」もしくは「中和法」という製法で作られます。
天然油脂などの原料を苛性ソーダ・苛性カリと反応させることにより、石けんが出来上がります。

合成洗剤はその製造工程から、大規模な製造施設が必要です。まず石油からアルキルベンゼン・アルファオレフィン・高級アルコールといった合成界面活性剤原料を作ります。それに硫酸化(スルホン化)や中和といった複雑な化学合成を経て合成界面活性剤を作り出します。 さらにビルダー(助剤)などを添加し、合成洗剤を製造しています。
最近では「植物由来」といったふれこみで、天然油脂を原料にした合成洗剤も存在しますが、石油由来の合成洗剤と同様に複雑な化学合成を繰り返し、最終的には自然界には存在しない合成界面活性剤を成分としています。

石けんは、「石けん素地」や「カリ石ケン素地」、もしくは「純石けん分(脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム)」という成分でできています。
合成洗剤は化学合成で作られた、合成界面活性剤が成分となります。
つまり、商品の成分表示を見れば
石けんか合成洗剤かは、簡単に見分けられるのです。

合成洗剤の場合は品名に「合成洗剤」と表記があり、石けんの場合は「石けん」と表記があります。

 より詳しいことを知りたい方は、引用元のページをご覧ください。勉強になりますよ!


 さて、その効果なのですが…、明らかに効きました!

 確か7月下旬にこれらを買ったのですが、それ以来1か月以上、薬を塗っていません。

 因果関係は明確にありそうです。

 僕の手湿疹は、各種合成洗剤の刺激に大きな影響を受けていた、といえるのではないでしょうか。


 ちなみに、「石鹸」で手を洗うと、肌のなめらかさがまったく失われない感じがします。

 しかし、香料が入っていませんので、良い香りはまったくありません。

 また、石鹸のシャンプーで髪を洗うと、髪がギシギシ、パツパツした感じになります。

 まあ僕は短髪なので、特に気になりませんが…。

 そのあたりがデメリットでしょうか。

 でも手には明らかに良さそうなので、今後も使い続けるつもりです。