2015年11月25日水曜日

話しながら手を動かす難しさ

 施術中の患者さんの様子は様々です。

 すぐに寝てしまう方、起きているけど無言の方、話しっぱなしの方もいますし、それらの混ざった
方もいます。

 もちろんご自由に過ごしていただきたいとは思うのですが(体にもそれが一番良いでしょう)、僕自身が気をつけなければならないことが1つあります。

 それは、自分が話をする時に動きが鈍らないようにすることです。

 僕も、意見を求められて答えたり、面白くなってきて自分から話をしたりすることがあります。

 その際に、施術のリズムが狂い、妙に時間がかかってしまうことがあるのです。

 自然と動作が鈍くなってしまうのでしょう。

 組織の緩み方は人それぞれなので、ある程度ですが、予定時間を過ぎることや、逆に早く終わってしまうことも、珍しくはありません。

 しかし、明らかにしゃべりすぎて時間がかかってしまうこともあるのです。

 次の方の予約が入っている場合や、患者さんが時間通りに帰りたいという場合は、自然とそれが自制されるようなのですが、次の方がおらず、話が盛り上がってしまうと、15分以上時間をオーバーしてしまうこともあります。

 頭や口は人間らしく柔軟に、手は、機械のように、一定のリズムで正確に動かせるようになるとよいのですが…、今後の課題でしょうか。

 まあ、患者さんにご迷惑でなければ構わないのかもしれませんが(笑)。

 たまに、「長くやっていただいたので、その分お支払いします」と言っていただく場合があるのですが、それはおそらく僕自身の問題であり、本当は短時間で済んだことかもしれませんので、丁重にお断りしています。

 そもそも、長引いた分を後から請求するのはずるい気がしますし。

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