2015年3月23日月曜日

お試し期間を設けるのはいかがでしょうか

 オステオパシーや整体などを、今一つ信用することができない、という方もいると思います。

 一般的な医療に比べるとやはり普及していませんし、保険診療の対象ではないので、1回当たりの費用もかかります。

 そんな理由から、施術を受けたいけどためらっている、という方もいることでしょう。

 また、すぐに効果が出ない場合は続けて通うということになると思うけど、それもある種の「賭け」だなあ、と感じ、ためらう方もいることでしょう。


 施術者としての個人的意見ですが、まったく効果がないということは、ほぼないと思います。それは、その場で感じることができると思います。

 ただし、それが費やすお金や時間に見合うかどうかを考えると、そこに受ける方の見解の差が生じることと思います。

 また、続けて通うということになると、それはなおさらでしょう。


 もちろんその方の状況によるのですが、僕は、「可能なかぎりの一定期間施術を受けてみていただき、それでよければ続ける、よくなければやめる、という判断をしてみてはいかがでしょうか」とご提案することがあります。

 たとえば、3回だけ受けてみて決める、とか、週に1回で1ヶ月受けてみる、とか、週に1回で3ヶ月受けてみる、という具合です。

 合う合わないもあるでしょうし、残念ながら、僕にもできることとできないことがあります。患者さんの費用も時間も有限です。ですから、このようなご提案をすることがあるのです。

 基本的には、来る者拒まず去る者追わず、で営業していますので、当施術室はご自由にご利用ください。1回でも、期間を定めてでも、試しに来ていただくのも何の問題もありませんので、気軽にご相談ください。


 ここまでは真面目な話で、以下は面白い話です。

 ある患者さんに以前、同じように「期限をお決めになって、試しに続けて来てみてはいかがでしょうか」とご提案したことがありました。

 その方はそうした結果、一定のペースで当施術室に通い続ける、という決断をされました。

 と、僕はそう思っていたのですが…。

 先日その話になり、その方が衝撃的なことをおっしゃりました。

「とりあえず4年ぐらい通ってみようと思ったんです」

 4年…?

 お試し期間としては、えらい長い期間ではないでしょうか(笑)

 まあともかく、通い続けることにメリットを感じていただいているようなので、その点は良かったと思います。


<2015.03.30追記>
 最後に書いた患者さんと、先日お会いしました。この記事の話になり、「お試し期間はすぐに終え、4年通って、その時点でその後の対処をどうするか検討するつもりだった」ということが判明しました。
 僕の勘違いでした。申し訳ありません。



 


 

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