2020年11月3日火曜日

ウイスキー飲み比べ3『クルーニー』

  先日また新しいウイスキーを1瓶買いましたので、ご紹介します。



 スコットランド産で複数のモルトをブレンドした、ブレンデッドスコッチ『クルーニー』です。


 ラベルを見ると、「クルーニー」という名は、1857年にマクファーソン氏族の長であったクルーニーという人の名に由来するそうです。

 ちなみに、スコットランドの氏族制度とは以下のようなものらしいです。
スコットランドの氏族(スコットランドのしぞく、Scottish clans)は、中世から近世のスコットランドにおける社会制度であり、現在も続く社会的・文化的伝統である。各氏族の長は氏族長と呼ばれる。ゲール人・ノース人など多様な民族的混淆の中から作られ、アルバ王国など代々のスコットランド王朝の宗主権のもと高度な自治を維持していた。氏族制度は18世紀に解体するが、ロマン主義を契機に19世紀、それまでとは異なるかたちで再生した。各氏族の紐帯は現在まで受け継がれ、クランに属するクランタータンはスコットランド文化の象徴となっている。(Wikipediaより)


 さて味の方ですが…、おいしいです!

 しかも、これまでにご紹介した『バランタイン ファイネスト』『アーリータイムズ イエローラベル』よりも一段おいしいと思いました!

 ラベルに「蜂蜜のようなほのかな甘い香りと、スムーズな口当たり」と書かれていますが、まさにその通り(ラベルに影響されてるだけという可能性もありますが…)。

 ウイスキーは基本的に苦みのある飲み物だと思うのですが、その中にコクというかまろやかさのようなものがある印象です。例えるならば、「スイカにかける塩」「カレーの辛さだけでない複雑なうま味」でしょうか。しっかりとした苦みとともに、甘み・コク・まろやかさのような複雑さがある印象でした。

 初めて飲みましたが、これはおいしかったです。良い発見でした。


現時点でのおいしいウイスキーランキング(条件:ほとんどのスーパーで売っていて入手しやすい、700mlあたり1,000円前後の価格、モルトとグレーンだけで作られている)

  1. クルーニー
  2. バランタイン ファイネスト、アーリータイムズ イエローラベル