2018年4月10日火曜日

関節の音が鳴る理由、解明か?

 指など、関節から「ポキッ」と音が鳴ることがありますよね?

 オステオパシーの施術でも、音を鳴らす(結果的に鳴ることが多い、というのが正確なところですが)テクニックがあります。

 しかし、その音が鳴る原因なのですが、実ははっきりしたことがわかっていませんでした。

 何でも、100年以上科学者たちの頭を悩ませてきたそうです。

 ところが最近、これまでとは違う研究手法によって、その謎が解明されたとする報告があったそうなのです。

*詳細はこちら→指の関節なぜ鳴る、100年の謎解明か 研究:時事ドットコム


 僕なりに解釈・解説すると、

「関節内の液体が、外部刺激によって生じた圧力差で微小な気泡を複数形成→その気泡の一部が崩壊する時に音が鳴る」

ということのようです。

 この報告をした人は、「過去の研究は全て観察や画像化に基づくものだったので、今回の研究ではこの音を数学的に調べることを目指し、これを支配する物理現象を記述する数理モデルの構築を試みた」と話したらしく、その手法が画期的だったようですね。


 もっとも、これで完全決着とはいかないでしょう。科学とは慎重なものです。

 それから、ここでは「指関節」のみに言及されていたのですが、他の関節の場合はどうなのか、個人的には謎です。(たぶん同じ仕組みだと考えられていると思うのですが)

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