指など、関節から「ポキッ」と音が鳴ることがありますよね?
オステオパシーの施術でも、音を鳴らす(結果的に鳴ることが多い、というのが正確なところですが)テクニックがあります。
しかし、その音が鳴る原因なのですが、実ははっきりしたことがわかっていませんでした。
何でも、100年以上科学者たちの頭を悩ませてきたそうです。
ところが最近、これまでとは違う研究手法によって、その謎が解明されたとする報告があったそうなのです。
*詳細はこちら→指の関節なぜ鳴る、100年の謎解明か 研究:時事ドットコム
僕なりに解釈・解説すると、
「関節内の液体が、外部刺激によって生じた圧力差で微小な気泡を複数形成→その気泡の一部が崩壊する時に音が鳴る」
ということのようです。
この報告をした人は、「過去の研究は全て観察や画像化に基づくものだったので、今回の研究ではこの音を数学的に調べることを目指し、これを支配する物理現象を記述する数理モデルの構築を試みた」と話したらしく、その手法が画期的だったようですね。
もっとも、これで完全決着とはいかないでしょう。科学とは慎重なものです。
それから、ここでは「指関節」のみに言及されていたのですが、他の関節の場合はどうなのか、個人的には謎です。(たぶん同じ仕組みだと考えられていると思うのですが)
0 件のコメント:
コメントを投稿
*コメントをいただけると大変嬉しいです。ただし、一般公開に不適切だと思えるコメントは削除させていただきますので、あらかじめご了承ください